「たばこはカッコいい」が通用した昭和の記憶 - 東洋経済オンライン 2016(平成28)年7月28日、日本たばこ産業(JT)が毎年発表している「全国たばこ喫煙者率調査」において、男性の喫煙率が初めて3割を切ったと報告された。男女合計の ... (出典:東洋経済オンライン) |
たばこの用語は、一般に紙巻きたばこを指すことも多い。たばこ製品には他に、噛みたばこ、嗅ぎたばこ、葉巻たばこ、刻みたばこなどがある。刻みたばこは、燃やして喫煙されそのための喫煙具として、パイプ、水タバコ、煙管(キセル)を用いても摂取される。21世紀に普及したものは、加熱式たばこや、ニコチンを気化させる電子たばこである。 46キロバイト (5,833 語) - 2019年3月6日 (水) 16:37 |
https://j-town.net/fukuoka/column/allprefcolumn/277720.html?p=all
Jタウンネットでは、名物コーナー「実録!ご近所トラブル」の派生企画として、読者の皆様が体験した「タバコ臭トラブル」のエピソードを募集してきた。
読者から届いたメールと、これまでの記事に付いたコメントを合計すると、その数はなんと600件以上。
喫煙者・非喫煙者の双方から、体験談を中心にさまざまなメッセージが寄せられた。
以前の記事では、主にタバコ臭が「ニガテ」な人の意見を紹介した。だが、改めて読者のご意見を振り返ってみると、
意外(?)と目立っていたのが、喫煙者側からの「嘆き」の声だった。
なぜ、私たちはここまで一方的に責められなくてはならないのか――。そんな投稿も多かったのだ。
彼らの「言い分」はどこにあるのだろう。さっそく、いくつかの投稿を見ていこう。
「嫌煙者の主張って、単に...」
まずは、長年の愛煙家だという男性からの意見。かつて、非喫煙者から嫌がらせを受けたことがあるという。
「私は喫煙者です。以前、あるファミレスの喫煙区画で上司とお昼を食べていました。ドリンクバーを取りに二人とも
席を離れたのですが、その間に隣の中年女性から灰皿へ置いていたタバコに水をかけられていました。
混む時間帯だから禁煙スペースに空席がなかったのかも知れませんが...、喫煙スペースを利用しているのに
喫煙者に嫌がらせをするのは『?』です」
さすがに、これはけっこう理不尽ではないか。
そこまでタバコ臭が嫌ならば、並んででも禁煙スペースを利用するか、本人らに直接「やめてほしい」と言えばいいのでは...。
当の男性もそう思ったようで、このエピソードに続けて、次のようにも訴えている。
「なんだか嫌煙者の主張って、単に自分が嫌いだから、それを人に押し付けているだけのような気がしてしまいます」
――男性の主張をどう受け止めるかは読者次第。もちろん、男性の言う「嫌煙者」の側にも言いたいことはあるだろう。
とはいえ、このように感じている喫煙者がいることは事実である。
そのほか、タバコ臭がニガテだという人から届いたメールの中には、ちょっと過激な内容の意見も。
例えば、マナーをきちんと守って喫煙所でタバコを吸っている人に対しても、「許せません!」と猛批判を展開するなどだ。
「タバコだけ異常に叩かれてる」?
実際、タバコ臭がニガテだという人の意見を紹介した前回記事の配信先(ネタりか)で、もっとも読者の共感を集めたコメント(2019年3月28日時点)は、次のようなものだった。
「タバコ嫌な人はとことん嫌なんでしょう。わかるけど、目の敵にしすぎ。香水も体臭もニンニク食った匂いも臭いしだめな人いるやろ。世の中が禁煙傾向なんはわかるけど、特に考えんと同調しすぎと思われますよ」
確かに、タバコ臭と似たケースに挙げられるのが、香水や柔軟剤のニオイだろう。これで体調が悪くなるというのもよく聞く話だが、タバコほど「目の敵」にされている印象はない。そうした「差」について、
「酒も臭いし酔っぱらいはうるさい・うざい。香水を過度につけてる人もくさい。ここ数年、タバコだけ異常に叩かれてる」と疑問を示す声もあった。
とはいえ、全ての非喫煙者がタバコを全否定しているわけではない。例えば、こんなコメントも。
「タバコ吸わないですけど、喫煙者の人もお金払って買ってるし喫煙所は許してあげて欲しいなぁと。歩きたばことポイ捨ては飛びゲリしそうになりますけど、
ちゃんとルールを守ってるのならわたしはいいかな」
タバコ臭トラブル体験談、引き続き募集します
そのほか最近では、公益社団法人「受動喫煙撲滅機構」が、NHK大河ドラマ「いだてん」の喫煙シーンに抗議する騒動があった。これは、
番組内での謝罪や、受動喫煙シーンの全廃などを団体側が求めたものだが、これが世間で賛否を呼ぶことに。
団体側の強硬ともいえる姿勢に、「表現の自由」の観点から異論が相次いだのだ。なかには、同じ嗜好品の酒が野放しとも言える状態なのに、
なぜタバコだけ厳しく規制されるのか、と疑問を抱くユーザーも出ていた。
こういった世の中の風潮が、今後どう推移していくかは分からない。
だが、これまで紹介してきたタバコ臭トラブルのように、互いの「マナー」に関する部分については、歩み寄る余地があるはず。
お互いがほんの少しでも相手に配慮することが、共存に向けた唯一の手段なのかもしれない。