食物アレルギー(しょくもつアレルギー)は、原因食物を摂取した後に免疫学的機序を介して起こる生体にとって不利益な症状(皮膚、粘膜、消化器、呼吸器、アナフィラキシー反応など)である。食品によっては、アナフィラキシーショックを発症して命にかかわることもある。一部の集団では、後にアトピー性皮膚炎、喘息へと 19キロバイト (1,860 語) - 2018年6月8日 (金) 07:19 |
英ランカシャー州ボルトン・バイ・ボウランドに住むクロエ・フィッツパトリックさん(19歳)は、
恋人マシュー・ヒッグソンさん(21歳)と英航空会社「Thomas Cook(トーマス・クック)」を
利用してギリシャのザキントス島(ザンテ島)でのホリデーを楽しんだ。
行きのフライトは何の問題もなかったクロエさんだったが、帰りのフライトで予期せぬトラブルに見舞われた。
生後10か月の時に重度のストロベリーアレルギーと診断されたクロエさんは、
万が一の時に備えて常にエピペン2本を持ち歩いている。
どんなに気を付けていても年に2~3回はアナフィラキシーショックを起こしており、今回の旅行でも細心の注意が必要であった。
そのため行きのフライト同様、CAにアレルギーのことを伝え配慮を願ったクロエさんだったが、
チーフ・パーサーにあたる女性から屈辱的な対応を受けたという。
搭乗時にクロエさんから事情を聞いた2人のCAは、ベリー成分が含まれるマグナーズ・ベリーサイダーや
ロゼ・ワインを機内サービスで他の乗客に提供しないという同意をした。
ところがチーフ・パーサーは「あなたのアレルギーのせいで機内サービスが制限されるなんて、
200人の乗客にとっては甚だ迷惑であり非常に不快だ。エピペンを持っているのなら、問題ないだろう。
もしくは降機して他の方法で帰ればいい」とクロエさんに反論した。
思ってもいない対応を受けたクロエさんはショックで思わず涙すると、
マシューさんが「フライトでのサービスを重視して、乗客の命のリスクは顧みないのか」と詰め寄った。
さらに他の女性CA2名の説得もあったことから、最終的にチーフ・パーサーは渋々クロエさんの搭乗を承諾し、
「重度のアレルギー患者が同乗しているため、ストロベリー成分の含まれた食品は一切機内では販売しない。
また、フライト中はストロベリーの飲食を控えて頂きたい」と機内アナウンスを流したが、
最後まで不快さを隠さなかったチーフ・パーサーの対応に、クロエさんは酷い侮辱を受けた気持ちになった。
http://japan.techinsight.jp/2018/09/ellis07470926.html
(出典 static.techinsight.jp)